EAIとは「Enterprise Application Integration」の略で、もともと企業内で個別に設置・運用されている業務システム間を連携させることによって、データやプロセスを統合して一体的な運用を可能にする手法のことを指しています。ECサイトを運営している企業でも、EAIを導入することで、スムーズな運用が図れるでしょう。
また、そのような手法の運用を可能にするソフトウェアやシステムをEAIツールと呼んでいます。本来、あらゆる機種やソフトウェア、データ形式が用いられている業務用のコンピューターシステムでは、それらを連携させることは難しく、連携が必要な場合に限り、個別に組み換えの作業をおこなうことで対応していました。しかし、EAIツールが開発されることによって、システムをそこに集約することが可能になり、スムーズな業務システムの連携ができるようになったのです。一般的なEAI製品は、アダプタやフォーマット変換など、各システム同士をつなぐいくつかの機能で構成されています。