レンタルサーバとは読んで字のごとく、借りるサーバです。自分たちでサーバを購入するわけではないので、初期費用を抑えてサーバを用意することが出来ます。
レンタルサーバは性能や設定の自由度などに応じていくつかの種類に分けることができます。同じサーバを複数のユーザーで共有する「共用サーバ」、サーバをまるまる占有する「専用サーバ」、同じサーバを複数のユーザーで共有しながら占有感を高めた「VSPサーバ」、インターネット上のサーバやストレージが必要に応じて使用可能な「クラウドサーバ」などが主なものとして数えられます。
ECサイトを運用する場合には、運用に適したレンタルサーバ選びが必要です。小規模なサイトは共用サーバでも十分ですが大規模なサイトになれば専用サーバの方が適します。VPSは小規模・大規模どちらにも適しますが運営に専門的な知識が必要になりますし、クラウドサーバは大規模サイトの運用により効果を発揮しますが運用には高度な専門知識が求められることが前提となります。