開封率とは、配信したメールが開封された割合を示す数値です。開封率の測定は、配信したメルマガの数と、ユーザに届かなかった(不達)メルマガの数、そして開封されたメルマガの数を把握したうえで行います。不達となったメルマガ数はサーバーからの配信エラー通知で、開封されたメルマガ数は専用のソフトウェアで把握することが可能です。例えば配信数が100、不達数が10、開封数が50の場合だと、開封率は「50÷(100-10)=0.555...」で約56%となります。ただし、開封率を確認できるのはHTML形式のメルマガのみです。
開封率を高めることは、メルマガからECサイトへ誘導されるユーザー数を増やすことに繋がります。そのためECビジネスにおいては、ユーザーに開封したいと思わせるメルマガ作りが重視されます。開封率が低い場合に考えられる原因は、例えば「件名が長く内容を理解しづらい」「他社のメルマガとの差別化が図られておらず、ユーザーに与えるインパクトが薄い」などです。