インターネット上でさまざまな商品を販売するECサイトでは、閲覧数は売り上げに直結すると言われています。そしてECサイトにアクセスして、閲覧や購入などの行動を示す用語を「セッション」と言います。リアル店舗での訪問数は人の数をカウントすることでわかりますが、インターネット上のWebサイトではカウントの仕方が少し異なっているのです。
「セッション」はWebサイトにアクセスし、そのサイトから出て行く、またはブラウザを閉じるという一連の行為を1セッションと数えます。例えばトップページを閲覧しただけでも1セッションであり、細かい商品説明を何ページも閲覧したという場合も1セッションとカウントするのが一般的です。ただしWebサイト利用者のなかには、ページを開いたままでほかのことをやり始めるという人も少なくありません。そこで次のページを閲覧するまでに30分以上経過していた場合は新しくカウントしなおすというルールを定めていて、同一人物が続けて閲覧していたとしても2セッションとカウントします。