ダイレクトマーケティングとは、読んで字の如く直接顧客に反応を呼びかけるマーケティング手法です。従来のマスマーケティングが顧客に商品にいいイメージを持ってもらうことを目的しているのに対し、ダイレクトマーケティングは郵便物、Eメール、あるいは電話で直接購入を呼びかけるモデルです。
言葉だけ見るとステルスマーケティングの真逆の手法のように見えますが、ポイントは商品の価値を伝えることが主目的ではなく、具体的な反応を促すことが目的となっていることです。
その観点においては顧客からしても古くから馴染みのあるダイレクトメールなども、ダイレクトではありますが、全てがダイレクトマーケティングではないと言えます。
ブランディングや認知度アップを目的としているのではなく、具体的な反応、ECサイトでいうと購入してもらうことを目的とした広告手法と考えると、ターゲットがマスであろうがニッチであろうが、運用する広告のほとんどがダイレクトマーケティングの手法と言えるでしょう。