4Cとは

 2019.08.05  株式会社DGコマース

マーケティングで活用される4Pという用語が、販売者の視点に立ったものであるのに対して4Cは顧客の視点に立った概念であるという違いがあります。具体的には、顧客価値、顧客コスト、利便性、コミュニケーションのことでありこれらを英語にした時の頭文字が全てCから始まるため4Cと言われているのです。これは、ECサイトやフリマアプリなどによるオンラインショッピングが盛んになる以前に誕生した用語ですが、オンラインショッピングが世界的に利用されるようになると、対面販売以外にもこの手法が用いられるようになりました。

顧客価値とは、その名の通り製品を開発した時にそれが購入者にとってどのような価値があるのかを考えることです。顧客コストは、製品の価格設定の際に重要となる指標で維持や廃棄にかかるコストまで視野に入れて考えられます。利便性は、顧客にいかに時間や手間をかけずに商品や情報を届けるかを考えるものです。そして、コミュニケーションでは売り手と買い手が親密にやり取りを行える手段を考えます。

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