リーチとは、英語で「reach」と表します。文字通り、「到達度」のことです。ある期間中、広告やコンテンツがどのくらいの範囲に広まったのかを表します。テレビ、雑誌など、マスメディア全般において用いられます。例えば、テレビであれば、ある期間に流したCMに一度でも触れた人数を、人口に対する割合で示します。1人が複数回接触した場合は、まとめて1回とカウントします。このリーチの概念は、ECサイトなどのWeb業界でもよく使われます。
Webでは、ユニークユーザー数がそのままリーチ数として用いられることがほとんどです。ちなみに、リーチと混同されやすいものに「フリークエンシー」がありますが、これは頻度のことです。重複を除外せず、1人で何度も広告やコンテンツに接触したときでも全てをカウントします。Web広告の効果を見るときには、リーチとフリークエンシーが明確な指標となります。加えて、広告の内容によって、リーチとフリークエンシーのどちらを重要視するのか使い分けることも大切です。